日光東照宮「虎」巡りのお勧め 2022年05月10日

 本年、令和4年は壬寅(みずのえとら)歳です。御祭神徳川家康公の生まれ年である天文11年壬寅年から480年を経、8度目の還暦を迎えて干支が一致し、大変おめでたい年回りとなりました。壬寅歳の運気は「生命が誕生し伸びていく年」と言われますが、そうした優れた運気が弥増す年になりますよう願っています。

 さて、そこで、本年のご参拝のテーマとして、日光東照宮「虎」巡りをお勧めします。当宮社殿にはいくつもの虎の彫刻が見られますが、その一部は寅年生まれの御祭神を象徴するものと言われています。これらを巡って、御祭神ゆかりの寅年の運気にあやかっていただきたいと思います。

一、五重塔

五重塔第一層の屋根の下に十二支の彫刻が並んでいますが、その中の一つとして東面中央に虎の彫刻が見られます。

一、表門

表門を通り抜けると、背面の蟇股に虎が4頭見られます。通路内部の蟇股にも2頭見られ、一方(白い方)はヒョウ柄ですが、これはメスの虎のつもりです。

一、陽明門

陽明門東面(門をくぐって右側の面)の下層の組物の間に「鄭思遠」と「四睡」の彫刻が見られます。中国の仙人鄭思遠が虎にまたがった図と、豊干・寒山・拾得が虎と共に眠っている図です。

一、神輿舎

神輿舎正面唐破風屋根の下に2頭の虎が見られます。また、中央に置かれた徳川家康公の神輿には虎のレリーフを打ち出した衝立がつけられています。

家康公神輿の衝立

一、拝殿

拝殿正面唐破風屋根の下に2頭の虎が見られ、向かって左がオス、右がメスです。この場所は撮影禁止ですので、カメラやビデオを向けないで下さい。

一、陽明門

陽明門の出口(帰路)用通路内、進行方向右手の柱(西側随身の背後の柱)に「木目の虎」の飛び紋があります。木目が縞模様のように見える親子の虎をアクリル板越しにご覧いただけます。

木目の虎

一、盛運の寅守

剣型の形状は社殿を表し、虎は殿内に鎮まる御祭神徳川家康公を表します。力強く日々を過ごしていただくための御守りで、内番所にて授与しています。

盛運の寅守

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