「東照宮の名刀五振」展会期延長 2023年10月10日

日光東照宮宝物館において開催中の「刀剣の宝庫東照宮の名刀五振」展は好評に付、10月29日まで会期を延長いたします。徳川家康公ゆかりの最高の刀剣展へのご来場をお待ちしています。

期 間: 令和5年10月1日~10月29日
会 場: 日光東照宮宝物館
主 旨:

 江戸時代から、助真の太刀(国宝)・国宗の太刀(国宝)・勝光宗光の脇指(重文)・行光の短刀(重文)・金唐革包太刀の五振は奥社宝蔵に一まとめに保管され、格別の扱いを受けてきました。

 その理由は分かっておりませんでしたが、近年、東京国立博物館の研究員・酒井元樹氏が刀装(拵)に着目し、「五振には各々異なる用途があり、御祭神徳川家康公が所持すべき必須の一揃えと考えられる。だからこそ大切にされてきたのであろう」との見解を示されました。

 この研究成果に則り、本展では、普段東京国立博物館に寄託している助真・国宗を取り寄せ、五振を揃えて一挙に公開いたします。

 五振のほかにも、吉房の太刀(重文)・福岡一文字の太刀(重文)・久国の宝剣(重文)ほかを展示し、東照宮最高の名刀展となっています。

 なお、宝物館一階のショップでは、酒井先生解説による五振の写真帳(A4判18頁、550円)と助真・国宗のクリアファイル(各330円)を販売しておりますので、併せてお知らせいたします。

以上


当サイトの写真図画及び記述内容の著作権は、全て日光東照宮に帰属します。
個人・企業を問わずこのページ(写真記述内容)を転載及び著作物に利用する事を
固くお断りいたします。